ゆるむしの森プロジェクト

休耕田に自然発生した森林緑地「ゆるむしの森」の観察、管理・運営活動を中心とする情報ブログ

#チョウ

9月のチョウ-2023

カテゴリー:生き物観察 今年は10月に入って、やっと秋らしい気温になってきました。この記事では、まだまだ暑かった9月のゆるむしの森で見られたチョウを載せます。ジャコウアゲハとゴマダラチョウは別ページで紹介していますので、その他の代表的なものに…

セセリチョウ科

2024.04.25更新 ゆるむしの森のチョウ ゆるむしの森に生息するセセリチョウ科 Hesperiidae のチョウは、これまで8種を確認しています。目撃できる個体数(目撃頻度)については:多い +++ 、中程度 ++、少ない +、稀 (+) で表しています。 チャマダラセセリ…

シジミチョウ科

2024.04.19更新 ゆるむしの森のチョウ 「ゆるむしの森」に生息するシジミチョウ科 Lycaenidaeのチョウは、これまで8種を確認しています。ここでは、撮影できた8種の写真を載せます。目撃できる個体数(目撃頻度)については:多い +++ 、中程度 ++、少ない +…

タテハチョウ科ージャノメチョウ亜科・テングチョウ亜科

2023.11.02更新 ゆるむしの森のチョウ 「ゆるむしの森」においては、ジャノメチョウ亜科のチョウ6種の生息を確認しています。テングチョウ亜科は国内産として1種のみが知られていますが、ゆるむしの森でも稀ですが目撃できます。目撃できる個体数(目撃頻度…

タテハチョウ科ーイチモンジチョウ亜科・ドクチョウ亜科

2023.11.23更新 ゆるむしの森のチョウ 「ゆるむしの森」には、イチモンジチョウ亜科のチョウ3種が生息しています。ドクチョウ亜科のチョウは1種を確認しています(ほかに偶発的飛来の可能性のある2種)。目撃できる個体数(目撃頻度)については:多い +++ …

タテハチョウ科ータテハチョウ亜科・コムラサキ亜科

2023.10.13更新 ゆるむしの森のチョウ 「ゆるむしの森」には、沢山のタテハチョウ科 Nymphalidae の仲間が生息しています。これまで生息を確認しているのは19種です。ここではタテハチョウ亜科5種、コムラサキ亜科3種の写真を載せます。目撃できる個体数(目…

シロチョウ科

2024.04.13更新 ゆるむしの森のチョウ 「ゆるむしの森」および周辺エリアで、これまで観察できたシロチョウ科 Papilionidae のチョウは5種です。時期については、成虫の出現時期を表します。目撃できる個体数については:多い +++ 、中程度 ++、少ない +、稀…

アゲハチョウ科

2023.9.01更新 ゆるむしの森のチョウ 「ゆるむしの森」および周辺エリアで、これまで生息が確認できたアゲハチョウ科 Papilionidae のチョウは6種です。目撃できる個体数については:多い +++ 、中程度 ++、少ない +、稀 (+) で表しています。 アゲハチョウ…

ゆるむしの森のチョウ

ゆるむしの森とその周辺に生息するチョウの記録ページです。 2024.4.13 更新 「ゆるむしの森」が位置する埼玉県東部では、これまで58種のチョウの生息が認められています [1]。市単位では春日部市による調査があり、41種が記録されています [2]。ゆるむしの…

初秋のチョウ

カテゴリー:生き物観察 9月に入り、「ゆるむしの森」で見られるチョウ類のなかにも秋を感じさせるものが出てきました。まず、写真1はアカボシゴマダラです。8月は3化目の幼虫の変態の時期で成虫はあまり見られませんでしたが、9月に入り羽化した個体が増え…

7月のチョウ類ーその2

カテゴリー:生き物観察 先週のブログ記事で、7月の「ゆるむしの森」で見られたいくつかのチョウの仲間を紹介しましたが、昨日、追加の種を撮ることができましたので、ここでアップします。 夏の真っ盛りの森は下草が伸び、いくつかの樹木の幼木は隠れてしま…

7月のチョウ類

カテゴリー:生き物観察 「ゆるむしの森」では、6月初旬に短時間ですが、ヒョウを伴うゲリラ豪雨に見舞われました。その際、低幼木を中心に枝折れや葉の損傷などがあり、多大な被害を受けました。クヌギやコナラの低木は何本か根元から折れ、アオキなどの大…

ヤナギ類に群がる昆虫

2022.06.29更新 カテゴリー:生き物観察 樹液を出す木と言えばクヌギがコナラがよく知られています。残念ながら「ゆるむしの森」のクヌギやコナラはまだ低幼木の段階であり、樹液は期待できません。他方、樹液ではクヌギに劣らないヤナギ類が豊富にあります…

初夏のシジミチョウ

カテゴリー:生き物観察 この記事では、「ゆるむしの森」で6月初旬から中旬にかけて見られたシジミチョウの仲間を紹介したいと思います。 この森で最も期待していたことがミドリシジミ (埼玉県準絶滅危惧1型 [NT1])の発生です。4月にはハンノキに幼虫を(→…

5月のタテハチョウ

カテゴリー:生き物観察 「ゆるむしの森」は平野のど真ん中にある小さな森ですが、タテハチョウの仲間が豊富に生息し、5月のこの時期1化目の個体が乱舞する姿を見ることができます。先のブログ記事「5月上旬の昆虫」でも紹介しましたが、飛ぶ姿が目立つの…

5月上旬の昆虫

カテゴリー:生き物観察 5月初旬の大型連休に明けに「ゆるむしの森」を訪れました。森はますます緑の度合いを増していました。たくさんのチョウが乱舞していて、目立ったのがゴマダラチョウとアカボシゴマダラです。5月初めは1化目の羽化が続々と始まる時…

ミドリシジミ

カテゴリー:生き物観察 「ゆるむしの森」の特徴の一つとして、ハンノキを中心とした森があります。この森や周辺には、ハンノキが好む湿地があるわけでもないのに、数えただけでも10 m 程度のハンノキが50本程集まった森が形成されています。 ハンノキと言え…

今日のタテハチョウ

カテゴリー:生き物観察 今日は「ゆるむしの森」で、樹木の剪定・森内移植とビオトープの中心となる池の新設工事を行いました。そのついでにチョウの観察を行ないました。 越冬から目覚めたタテハチョウの成虫がまだ飛び交っていて、そのなかの一つがヒオド…

カワヤナギ上の越冬幼虫

カテゴリー:生き物観察 今日は「ゆるむしの森」のメダケの伐採・管理作業を行なう傍ら(→メダケの伐採管理)、ヤナギ類に生息するコムラサキの越冬幼虫の観察を行ないました。数日前、主幹上を移動する幼虫を目撃していましたので(→コムラサキ亜科幼虫は冬…

コムラサキ亜科幼虫は冬支度

カテゴリー:生き物観察 「ゆるむしの森」にはヤナギ類やエノキが豊富にあります。これらを食樹とするコムラサキ亜科(Apaturinae)のチョウにとっては棲みやすいと思われ、夏季にはコムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラが飛ぶ姿が頻繁に見られます…

秋の昆虫ーアサマイチモンジを初目撃

カテゴリー:生き物観察 「ゆるむしの森」ではタテハチョウ科イチモンジチョウ亜科の種を頻繁に見ることができます。一つはコミスジ、もう一つはイチモンジチョウです。しかし、後者の場合、類似種にアサマイチモンジがいて、飛んでいる姿だけでは識別できま…

ゴマダラチョウとアカボシゴマダラ越冬幼虫の脱皮

カテゴリー:生き物観察 今日は、半月前に放虫したゴマダラチョウの越冬幼虫の様子を観察に来ました。ハンノキの森はもうだいぶ色付いていて、下草も伸びてきました(写真1)。 ↓写真1 エノキの低木にもすっかり若葉がついていました(写真2)。この森には樹…

ゆるむしの森ー初めての生き物観察

カテゴリー:生き物観察 今日、「ゆるむしの森プロジェクト」の活動拠点の予定地である埼玉県内の森の視察と生き物調査を初めて行いました(→ゆるむしの森活動拠点の視察)。目的地に到着して、ハンノキ自生の林、アキニレ自生の林の周辺、メダケ林、これら…