ゆるむしの森プロジェクト

休耕田に自然発生した森林緑地「ゆるむしの森」の観察、管理・運営活動を中心とする情報ブログ

7月のチョウ類ーその2

先週のブログ記事で、7月の「ゆるむしの森」で見られたいくつかのチョウの仲間を紹介しましたが、昨日、追加の種を撮ることができましたので、ここでアップします。

夏の真っ盛りの森は下草が伸び、いくつかの樹木の幼木は隠れてしまいそうです。写真1は森のシンボルである2本のハンノキです。下は、近年、ますます浸食が激しいセイタカアワダチソウで埋め尽くされています。5月はこのあたりはオヤブジラミで覆われていました。

写真1  森のシンボルである2本のハンノキ

このところ酷暑が続いていますが、ハンノキの森の中に入ると、木陰でちょっぴり涼しくなり、ホッとします(写真2)。この周辺ではアサマイチモンジ、イチモンジショウ、コミスジが飛んでいました。

写真2  ハンノキの森のなかの観察路(中央左に見えるのはクヌギ幼木と支柱)

しかし、いま昼間はとても暑く、5–6月のような沢山のチョウが飛翔する姿は見られません。注意深く探していると、メダケ林の近くのアキニレにアゲハチョウがとまっているのを見つけました(写真3)。

写真3  アキニレの葉にとまるアゲハチョウ Papilio xuthus(2022年7月30日)

ハンノキの森の下草にはキアゲハがとまっていました(写真4)。

写真4  ハンノキの森の下草にとまるキアゲハ Papilio machaon(2022年7月30日)

夕方になって気温が少し低くなると、タテハチョウの仲間が盛んに飛翔するようになります。アカボシゴマダラ、ゴマダラチョウコムラサキの3種が主です。

夕方はいずれも飛ぶスピードが速く、樹木の高い位置にとまることが多いので、シャッターチャンスがなかなかありませんでしたが、コムラサキを撮ることができました(写真5)。

写真5. 翅を広げるコムラサキ Apatura metis(2022年7月30日)

こちらは、ハンノキの葉の上で静止するコムラサキです(写真6)。

写真5. ハンノキの葉上で静止するコムラサキ(2022年7月30日)

このほかに、カラスアゲハ、テングチョウ、ムラサキツバメと思われる個体を目撃しましたが、確実に同定するまでには至っていません。

            

カテゴリー:生き物観察