カテゴリー:チョウの食草と食樹
オギ Miscanthus sacchariflorus(イネ科ススキ属) ●食樹とする(葉を食べる)幼虫のチョウ種:ギンイチモンジセセリ、ミヤマチャバネセセリ(セセリチョウ科)、クロコノマチョウ(タテハチョウ科ージャノメチョウ亜科)
草丈が 2-3 m ほどのイネ科多年草です。ススキによく間違えられますが、ススキが株立ちで生えるのに対して、オギは地下茎を通してまばらに生え広がっていくので、遠目からでも識別できます。河川敷や水田跡などの湿気がある環境で群落を形成します。葉長は 50-80 ㎝、幅は 1-3 cm 程度であり、中央に走る白い葉脈がはっきりしています。花期は 9-10 月で、穂は大きく、小穂が多数互生しています。
ゆるむしの森は水田跡のためオギの生育に適しており、ススキがごく一部にしか生えていないのに対し、オギは周辺エリアを含めて大きな群落を形成しています。この森で発生する、希少種のギンイチモンジセセリやミヤマチャバネセセリの主要な食草になっていると思われ、オギ上に卵、幼虫、蛹を観察することができます。
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