ゆるむしの森プロジェクト

休耕田に自然発生した森林緑地「ゆるむしの森」の観察、管理・運営活動を中心とする情報ブログ

アキニレとクワガタムシ

樹液に集まる昆虫の代表格と言えば、カブトムシやクワガタムシです。そして、樹液が豊富な樹木と言えばクヌギやコナラなどのブナ科の落葉樹が想像されますが、実はアキニレもそれらに勝るとも劣りません。むしろ、クワガタはアキニレが好きなように思います。

「ゆるむしの森」には、アキニレの森(写真1)のエリアが二カ所あり、夏にはこれらの昆虫の樹液レストランと化します。

写真1 アキニレの森の入り口の一つ

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森の中には、大小の数えきれないほどのアキニレがあり、あちこちに樹液レストランが開店中でした(写真2)。甲虫類やオオスズメバチが主なお客です。

写真2

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その中でも圧倒的な存在感を示しているのがノコギリクワガタです(写真3, 4)。

写真3  ノコギリクワガタの♂と穴の中にいる♀

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写真4

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ノコギリクワガタの他にもコクワガタ写真5左)やヒラタクワガタが見られました。

写真5  アキニレの枝上を駆け上るコクワガタの♂(左)とノコギリクワガタの中歯型♂(右)

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アキニレの森には、サトキマダラヒカゲヒカゲチョウ、ヒメジャノメ(写真6)などのジャノメチョウの仲間も多く見られ(→初夏の昆虫)、樹液に集まります。

写真6  ヒメジャノメ

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これから8月いっぱいまで、アキニレ樹液レストランは開店営業中でしょう。

引用したブログ記事

  2021.05.31 初夏の昆虫

            

カテゴリー:生き物観察