カテゴリー:生き物観察
今年、少し暖かくなってきたので、「ゆるむしの森」に生き物観察に出かけました。昆虫の姿はほとんど見ることはできませんでしたが、いくつかの野鳥を観察することができました。残念ながら、写真に収めることはできませんでしたが、コゲラ、ツグミ、シジュウカラなどが樹上にとまる姿があり、川辺ではカルガモ、ブッシュの中にはキジを観ることができました。
数少ない昆虫として、越冬したキタテハ成虫を観ることができました(写真1)。濃い色で傷ついた翅は、越冬成虫によくみられるものです。
↑写真1
成虫ではこのほかに、キタキチョウ、モンシロチョウ、ヒオドシチョウを観ることができました。
エノキ下の落葉やカワヤナギ樹上の越冬幼虫(それぞれゴマダラチョウおよびコムラサキ)を探ってみましたが、検出できませんでした。カワヤナギはけっこう芽吹いており、越冬幼虫は枝上に移動したかもしれません。
エノキ幼木では、すでに起眠したアカボシゴマダラの越冬幼虫がたくさん観られました(写真2)。
↑写真2
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