カテゴリー:樹木と草本
森の中には沢山の種類の幼木が観察されます。成木が見当たらないのに、一体どこから侵入したのだろうと思われるような種類も見られます。草刈り作業中にうっかり切ってしまわないように、慎重に保全、観察を続けています。
写真1はムクノキです。アキニレ、エノキとともにこの森で最もよく見られる種類です。
写真1
写真2はクヌギです。この森にはクヌギの高木はありませんし、周囲にも見当たりませんが、何本かの低幼木を観察することができました。どこからかドングリが転がり込んできた(鳥が運んできた?)のでしょうね。保全対象の幼木は青いテープで目印をつけています。
写真2
写真3はコナラです。クヌギ同様、こちらも高木はありませんが、低幼木がいくつか見られました。貴重な幼木なので、大切に保全しています。
写真3
写真4はミズキです。森の周辺にはミズキの高木がありますが、森内ではまだ低木、幼木の状態です。
写真4
写真5はクスノキです。森内は常緑樹は非常に少ないので、貴重な種類です。
写真5
最後はオニグルミです(写真6)。森内をくまなく探して見ましたが、わずか3本のみ生えていました。
写真6
他にもいろいろな種類の幼木が見られますので、適宜紹介していきたいと思います。
カテゴリー:樹木と草本