ゆるむしの森プロジェクト

ビオトープ「ゆるむしの森」の観察、運営活動を中心とする情報ブログ

4月の樹木観察

4月も下旬に入り、「ゆるむし虫の森」もだいぶ緑が深くなってきました。基本はハンノキとアキニレを中心とする森ですが、その他にも沢山の種類の自然木があります。今日、確認した中から少し紹介します。

写真1、2はこの森の中でも最も高木の一つのハリエンジュ(ニセアカシア)です。北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木です。繁殖力が強い外来種で、日本生態学会は日本の侵略的外来種ワースト100に選定しています。

アキニレの森の周辺や中にポツポツと低幼木がありましたので、今日伐採しました。高木はこの1本のみでした。

写真1

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写真2

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写真34はヤナギ科ヤナギ属のカワヤナギです。河川沿いに広くみられるヤナギですが、ここでは川の近くでもない森の周辺に生えており、少なくとも6本確認できました。

写真3

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最も太い主幹の株(写真4)は、樹液が流れたと思われる痕があり、夏になれば昆虫の樹液レストランになる可能性があります。

写真4

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写真5–7はクワ(ヤマグワ)です。クワ科クワ属の落葉高木または灌木ですが、この森に自生しているものは10 m前後のものが多いので、高木の部類に入ると思います。樹高5 mを超えるものは、全部で8本確認できました。

写真5

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クワの実がなり始めていました(写真6)。

写真6

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写真7

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最後はミズキです(写真8)。ミズキ科ミズキ属の落葉高木ですが、まだ低幼木の段階で、森の真ん中のブッシュエリアにポツンと2本だけ確認できました。どこから侵入したのでしょうか。ミズキも成長が速いので、夏を過ぎる頃には大きくなっているのではないでしょうか。

写真8

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最後は、散策路の予定部分を一部草刈りして、今日の観察会を終わりました。

            

カテゴリー:樹木と草本